マルチアレルギーの息子と過ごす幸せな日々

薬剤師で、マルチアレルギーの息子を育てる1児の母です。アレルギー治療のため、肌にいいことや、食生活を徹底的に改善しています。育児が落ち着いてきたため、転職活動中です。

ベランダでお手入れ要らずな簡単ビオトープの作り方

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空気ポンプなし・ヒーターなしで魚を飼育していましたが、もっと魚を飼ってみたいと思うようになりました。そこで、小さなベランダでも作ることのできるビオトープに挑戦。

ビオトープを立ち上げて、約半年になります。お手入れ要らずで、とっても癒されるビオトープの作り方をご紹介したいと思います。

他のサイトに載っていない注意点も、経験上たくさん載せています。ぜひ最後まで読んでから検討されてみてください。

1. ビオトープとは?

元々ビオトープとは、自然な状態で生き物が生存している状態のことを指します。

最近の日本では、睡蓮鉢や人工池などを作り、水辺の生き物たちを人工的に飼育する意味で使われることが多いです。

ビオトープは、睡蓮鉢などの小さなものから、人工池などの大きなものまで作ることができます。そのため、マンション暮らしや玄関先などの限られたスペースでも、ビオトープを作ることができます。

2. ビオトープセットとは?必要なものは?

ビオトープに必要なものは?

ビオトープは、飼う魚によりますが、基本的にエアポンプやヒーターを使わずに管理することができます。自然に近い形になりますので、冬はメダカなどはあまり動かず、暖かくなると産卵するなど、季節の変化も楽しむことができます。

睡蓮鉢や発泡スチロールなどの容器

発泡スチロールは、温度変化を防止することができるメリットもありますが、やはりおしゃれなのは睡蓮鉢となります。

バクテリアを繁殖させるための砂

床材として、下には砂や石を敷き詰める必要があります。特に、バクテリアをしっかり定着させることで、魚のフンなどを分解してくれます。つまり、水質を維持することができます。

そのため、ビオトープに入れる床材は、とても重要な役割と言えます。最近では、バクテリア用の砂も販売されています。

水草

水草でオススメなのは、姫睡蓮やアナカリスです。ホテイアオイも人気ですが、大きくなりすぎると水面を占領してしまい、魚たちが空気不足になる可能性もあります。

姫睡蓮は、花を楽しむことができますし、アナカリスは、メダカのエサになったり、卵を生みつけることもできます。

好みの生き物

メダカやタニシ、ヌマエビなどの飼育がオススメです。ベランダで飼うのであれば、白メダカは目立つので鳥や猫の標的になりやすいです。

まずは、黒っぽいメダカなどがおすすめです。
それでも被害に遭うときは、ネットをしましょう。

タニシは高頻度で繁殖してくれるので、少ない量から飼育がオススメです。

ビオトープセットとは?

ビオトープセットを購入することで、簡単にビオトープを始めることができます。設置してみて砂が足りないようであれば、赤玉土などを追加しましょう。

3. ビオトープの作り方ご紹介

ビオトープの作り方

ビオトープは、立ち上げと呼ばれる環境作りが大切です。まずは、用意した容器に、水草を入れていきます。
砂が足りないようであれば、赤玉土などを追加して床材として敷き詰めましょう。赤玉土を入れることで、バクテリアが定着してくれます。

その後、カルキ抜きした水をたっぷり入れます。赤玉土などを使うと、一時的に濁りますが、半日くらいで綺麗に透き通ります。
これで準備完了です。

バクテリアが定着するには、1〜2週間かかります。急がないようなら、バクテリアが定着してから魚を入れるのがオススメです。

ビオトープに使える水とは?

水は汲み置きして1日外などに置くことで、塩素が抜けますので、必ず塩素を抜いてから使いましょう。
特に、お魚を入れた後は、塩素が残っていると、魚は息ができなくなるので注意してください。

市販のカルキ抜きを使うと、一瞬で水が出来上がるので、とても便利です。

ビオトープを置く場所は?

ビオトープは、エアポンプを使わないで行う場合には、風通しの良いところがおすすめです。水面が揺れることで、酸素を入れてくれるためです。

また、少し日が当たる明るいところが良いですが、直射日光が当たる場所は、避けましょう。
季節によっては、水温が上がりやすくなる可能性があります。

他にも、猫や鳥に狙われやすい場所は避けるべきです。水草をいれることで、魚の隠れ家にもなるので、水草は必須です。

4. ビオトープのお手入れとは?

ビオトープは、基本的にお手入れ不要です。

ただ、水草が枯れたり、魚が死んでしまったりしたときは、早めに除去しましょう。また、日当たりによっては、苔が生えることもあります。苔がたくさん出てきたら、掃除をする必要があります。

5. 我が家のビオトープご紹介


日当たりは、そこそこの場所ですが、水草はしっかり繁殖してくれています。


メダカ、タニシ、ヌマエビが住んでいます。みんな長生きしてくれていて、癒され環境になっています。

ちなみに、半年間経ちますが、掃除はしたことはありません。水草は、メダカが食べてしまうので、2ヶ月に一度くらい買い足しています。

エサは、3日に1回くらい少量だけ与えています。立ち上げの1ヶ月は、ほとんどエサはあげませんでした。

新しい生き物をお迎えするときの注意点

ペットショップ で買ってきた新しいエビや魚をお迎えするときには、水合わせを行いましょう。

水合わせの手順は、ペットショップ で買ってきた袋ごとビオトープに1時間くらい浮かべて、水温を同じくらいにします。

その後、10分くらい空けながら、3回程度に分けて少しずつビオトープの水を加えてあげます。ペットショップ の水が倍くらいになったら、水合わせ終了です。

魚やエビなど生き物だけを、ビオトープにいれて、ペットショップ の水は、環境変化を引き起こす可能性があるので、捨てましょう。

タニシは特に注意が必要

タニシには、まれにヒルがついていることがあります。我が家もペットショップ からお迎えしたタニシに、ヒルがついていたらしく…死んだメダカを食べている姿を見つけて、びっくりしました。

また、ヒルを入れてしまうと、人の血を吸うヒルではありませんが、タニシの赤ちゃんなどを食べてしまいます。繁殖に影響もでるので、注意しましょう。

元気なタニシには、ヒルがついている可能性が低いとも言われているので、元気に這いずり回ってるタニシをお迎えするのが良いかと思います。


家の中で手軽にボトルアクアリウムを楽しみたい方は、こちらの記事がオススメです。

まとめ

お手軽で癒されるビオトープは、庭に池がないとできないと思っていましたが、簡易のものであれば睡蓮鉢でも簡単にできます。
しかも、めちゃめちゃ癒されます。

金魚よりも、掃除の頻度も低く、お手軽なので、興味のある方は、是非試してみてください。