昔から、水道水は一度沸騰させてから使うのが良いとされていますよね。それは残留塩素や、殺菌目的の庶民の知恵ともいえます。
今回は、水道水を沸騰させることで得られるメリットや、知られざる水道水に含まれる発がん物質の話をしたいと思います。
発がん物質と聞くと、すごくマイナスなイメージになりますが、手軽に除去することもできるので、対策や方法についても説明したいと思います。
目次
- 1. 水道水は安全に飲めるの?
- 2. 水道水を沸騰させるメリットは?
- 3. 水道水を沸騰させると発がん物質が増えるって本当?
- 4. 飲み水や料理に使う水は、どうすればいい?
- 5. ウォータースタンド と蛇口直結型クリンスイとの違いは?
- まとめ
1. 水道水は安全に飲めるの?
昔の日本の水道水は、赤痢などが含まれており、衛生的に問題がありました。
現在は、大腸菌なども高濃度の塩素により殺菌されているため、お腹が痛くならずにそのまま飲めるとされています。
水道局からも、日本の水道水は、そのまま飲めると公表されていますが、衛生的に飲むことはできますが気になる成分も多く含まれています。
2. 水道水を沸騰させるメリットは?
水道水を沸騰させることは、昔から家庭の知恵のような形でとられてきました。それには、しっかり理由があるのです。
水道水を沸騰させることにより、得られるメリットは以下の通りです。
残留塩素が揮発してなくなる
塩素の匂いがなくなり、美味しく飲める
殺菌ができる
しかし、デメリットもあるので次にご紹介したいと思います。
3. 水道水を沸騰させると発がん物質が増えるって本当?
水道水に含まれる発がん物質として、有名なのはトリハロメタンです。水道局も、家庭用水道水に含まれていることは認めており、量的に問題ないため、水道水は飲めると提言しています。
しかし、水道水を沸騰させるとなんとトリハロメタンは、増えるんです。
これは、塩素と反応してできるトリハロメタンの性質によるもので、水道水を、すくなくとも10分以上沸騰させ続けることで、塩素がなくなりトリハロメタンも減ることがわかっています。
4. 飲み水や料理に使う水は、どうすればいい?
10分以上沸騰させた水を使用する
お料理や、赤ちゃんなどのミルク用に水道水を使用するなら、しっかり10分以上は沸騰させる必要があります。しかし、鉛やアルミニウム、農薬などは沸騰により除去できないため、これは最低限の措置となります。
浄水器を使う
沸騰させようと心がけていても、毎回では大変ですよね。しかも、塩素が減ると衛生的に長持ちしないので、作り置きもできません。
そんなときのおすすめが手軽に使える蛇口直結型の浄水器です。浄水器なら、不要なものがほとんど除去することができます。
クリンスイの浄水器が除去できるもの
残留塩素
農薬
鉛
アルミニウム
沸騰ではできなかった有害物質も、すぐに取り除けるため安心して使用することができます。
次世代ウォーターサーバーを使用する
ウォーターサーバーは、水のタンクごとにお金がかかるため、使いすぎると支払いが高くなったり維持費もかかりました。また、場所を取るのもかなりデメリットでした。
ウォータースタンド という次世代ウォーターサーバーは、水道直結で浄水するため、水道と同じ感覚で使用できるウォーターサーバーのような浄水器になります。
見た目も高級なコーヒーメーカーさながらにとてもおしゃれで、コストパフォーマンスに優れているためおすすめです。
5. ウォータースタンド と蛇口直結型クリンスイとの違いは?
1番の違いは、濾過方法と水の味です。
蛇口直結型クリンスイは、不純物や残留塩素など余計なものの除去がしっかりできるので、最低限必要な浄水機能は備わっています。
ウォータースタンド は、3種類の濾過膜をゆっくりと…まるで、湧き水が山の上から地層を通って通過するような感じで浄水していきます。
クリンスイを使用している人で多いのが、水臭さが残ってそのままでは飲みにくいという口コミです。
ウォータースタンド の濾過方法なら、水臭さもなくなりウォーターサーバーに近い美味しい水を常に飲むことができます。
まとめ
昔は、こまめに水道水を沸騰させたりする光景もよくありましたが、現在では、ウォーターサーバーを使用したり子供へは天然水を購入したりと生活スタイルも変わってきています。
ぜひご自分に合った水との付き合いを考えてみてください。