丸パンからデニッシュまで！サイリウムハスクと米粉パンの神コラボ - マルチアレルギーの息子と過ごす幸せな日々

グルテンフリーで生活している我が家には、米粉パンが、欠かせません。しかし、米粉パンは作ってみるとわかるのですが、手成形ができないのです。

手成形ってどうゆうこと？と思った方もいるかもしれません。手成形とは、丸パンやデニッシュなど手で形を作るパンのことです。

米粉パンは、タネがかなり柔らかいので、食パンは作りやすいのですが、手成形はとても難しいのが一般的です。しかし、それを可能にしたのがサイリウムハスクなんです。

サイリウムハスク入りの米粉パンは、丸パンやデニッシュなど様々な形のパンを作ることができます。今回は、パン屋さんにも負けない手成形のサイリウムハスクを使った米粉パンについてお伝えしていきます。

1. サイリウムハスクとは

サイリウムハスクとは、一見めちゃめちゃ体に悪い添加物のように聞こえますが、自然由来のものになります。

オオバコという植物の仲間からとれるもので、種の周りの種皮という部分を粉状にしたものになります。

サプリメントとしては、便秘解消やコレステロール低下として注目されているものですが、米粉パンを作るときには、グルテンの代わりになってくれます。

サイリウムハスクのもつ粘り気が、米粉パンのタネをくっつけてくれるので、素人でも手軽に手成形パンができるのです。

実際に、サイリウムハスクを使用した米粉パンを作ってみたところ、さまざまなメリットがありました。

小麦パンは、こねたりまとめたり、力作業となります。しかし、サイリウムハスクを入れた米粉パンは、手でまとめるだけでオーケーなのでかなり楽です。

2次発酵が米粉パンにはないので、省エネにもなります。

こねる時間も、発酵時間もかからず1時間ぐらいでできます。しかも大半は、焼いているので、手をかけるのはわずか15分程度です。

手で簡単にまとめることができ、成形もできるのでホームベーカリーが不要です。発酵もお風呂などでできてしまうので、とても手軽で簡単です。

サイリウムハスクで作る米粉パンは、とにかく簡単なんです。材料を混ぜて形を整え、一次発酵したら焼くだけです。

小麦パンのようにこねることもせず、手でまとめるだけといった感じです。

サイリウムハスクは、無味無臭で、パンの味も変わらないので、風味に影響を与えません。

米粉のみで作ったパンは、しっとりしているのに対し、サイリウムハスク入りの米粉パンは、周りがカリッと香ばしく中はもっちりとします。

焼きたては、パン屋にも負けないほどの美味な味となります。

絶対なる自信をもっておすすめするのは、米粉パンの母とも言える大塚せつ子さんのレシピ本です。

今までは、素人には食パンしか作れないとされていた米粉パンですが、こちらの本１つで、様々な種類のパンを作ることができます。

デニッシュ

ベーグル

動物パン

どれも写真はイメージになりますが、この本でこんなに色々な種類のグルテンフリーパンを作ることができます。

手成型用米粉パンミックス豊後のみのり(グルテンフリー) 1kg
本を買うのはまだ早いかなという方には、パンミックスがおすすめです。サイリウムも入っているので、材料を集める必要もありません。

大体のパンミックスには、レシピも付いているので、それを利用するのも１つの手です。

パン作りに欠かせない発酵に使うものは、酵母やドライイーストがありますが、サイリウムハスク入りの米粉パンは、酵母がおすすめです。
中でもこだま酵母がふっくら仕上がるのでおすすめ。

イースト　白神こだま酵母ドライ 10g×5_ ＜天然酵母イースト酵母＞

ドライイーストで作ったところ、うまくふっくら仕上がらず、臭みが残ってしまったので、こだま酵母が最適だと思います。

通常の米粉食パンを作るときは、ドライイーストでもふっくら仕上がるので問題ないかと思います。

グルテンフリーのパンは、市販品の種類が少なくとても高価なので、手作りが1番です。特に、サイリウムハスクで作る米粉パンは、短時間で仕上がり、焼きたては驚くほど美味しいです。

大塚せつ子さんのレシピ本は、1冊あるだけでほぼ全ての種類のパンを作ることができ、ホームベーカリーも不要なので特におすすめです。
お子様やお友達と一緒に作っても楽しい時間になること間違いなしです。

大塚せつ子の手成形できる米粉パン国産米粉ミックス「シェイパブル　ライス　フラワー [ 大塚せつ子 ]