ママ薬剤師となり、長く勤めた大手調剤薬局を辞め、働き方について研究してきました。
実際に、在宅ワークからパート薬剤師まで経験し、かつて忙しかった現場では、派遣薬剤師の方にもお世話になりました。
今回は、ママ薬剤師の働き方について、どんなメリットやデメリットがあるのか。仕事を探すには、どこがおすすめなのかを中心にご紹介していきたいと思います。
目次
- 1. ママ薬剤師だからできること
- 2. ママ薬剤師のおすすめ働き方3選
- 3. パート薬剤師と派遣薬剤師はどちらがおすすめ?
- ここが大事!派遣会社の選び方は?
- ここが大事!パート薬剤師の選び方は?
- 4. 在宅ワークは、どこで仕事を探したらいいの?
1. ママ薬剤師だからできること
子供が生まれて、ママになると子供と一緒の時間を長く過ごしたい!学校から帰ってきた時は、お家にいてあげたい!
そんな願いをもってしまうのが、ママという生きものですよね。
そんなときに持っていて良かったと思うのが、薬剤師免許です。短時間で、高時給の収入を手に入れることができるんですから。
薬剤師になって、1番良かったと思えた瞬間にもなります。
2. ママ薬剤師のおすすめ働き方3選
パート薬剤師
病院・薬局・ドラッグストアにおいて、募集が多いのがパート薬剤師です。特に、日中の短時間労働で、派遣よりも休みが取りやすいので赤ちゃんから就学前までの幼児をお持ちのママにおすすめの働き方です。
派遣薬剤師
時給がよく、短期間雇用になるため、サクッと高額を稼ぎたい方におすすめです。デメリットとしては、子供の発熱など急な休みが、パートよりも取りにくいところや、短時間勤務は募集が少ないことがあげられます。
在宅ワーク
安定した高収入は見込めませんが、家で自分のペースでできるのが在宅ワークの強みです。
医薬系のライティングをすることで、休職中も雑学を無理なく養えます。
また、自分で仕事を受けたり、探したりするので、自営業のような運営の楽しさもあります。
3. パート薬剤師と派遣薬剤師はどちらがおすすめ?
パート薬剤師と派遣薬剤師には、メリット・デメリットがあります。それぞれ比較していきましょう。
時給の違い
パート薬剤師は、大体2000円〜2500円ぐらいの時給になるのに対し、派遣薬剤師は、3000円/時間という高収入案件も珍しくありません。
より多く稼ぎたいというママさんには、派遣薬剤師がおすすめです。
有給取得について
子供の幼稚園イベントなど、有給取得も気になるところかと思います。
結論からいうと、パート薬剤師でも派遣薬剤師でも有給を取得することができます。数日でも有給があれば、安心して働くことができますよね。
雇用期間について
パート薬剤師は、基本的に店舗異動もなく、長期雇用を求められるケースが多いです。ひとまず社会復帰を短期間してみたいという方には、残念ながらパート薬剤師は向いておらず、派遣薬剤師の方が自由度が大きいです。
派遣薬剤師は、多くの現場で、数ヶ月単位での雇用を求められます。雇用期間満了になると、現場がまだ働いて欲しいという時には、期間延長もありますが、こちらから断ることもできます。
派遣薬剤師は、派遣会社の社員、パート薬剤師は、就職した現場の社員となるため、自由度は派遣薬剤師の方が圧倒的に大きくなるのです。
忙しさの違いは?
一概には言えませんが、基本的に派遣薬剤師が必要な現場は、人が足りていない状況にあると考えていいと思います。
なぜなら、派遣薬剤師を雇うには、こちらがうけとる時給以上に派遣会社に支払う必要があります。場合によっては、時給5000円くらい現場が払っていることも…!
現場としては、支払いに見合うぐらいの働きを求めてきますので、パート薬剤師よりも派遣薬剤師の方が、忙しい現場が多いと考えてもいいかと思います。
そのため、派遣薬剤師を希望する場合は、派遣会社を慎重に選択する必要があります。
ここが大事!派遣会社の選び方は?
他の記事でも説明しますが、薬剤師派遣会社の選び方としては、まず未経験対応の現場が良いかと思います。
おすすめの派遣会社は、未経験対応の現場が多いファルマスタッフか、こちらの希望を汲み取り、交渉力のあるエムスリーキャリアがオススメです。
ファルマスタッフは、圧倒的に初心者派遣薬剤師向けの案件が多いので、まずは登録してどんな案件があるのか確認して見る価値があると思います。
ここが大事!パート薬剤師の選び方は?
パート薬剤師は、時給・通勤時間・賠償責任保険の有無・子供の用事などで休まなければいけないことがあるなど働く前に抱く不安…
色々不安もあるかと思います。
パート薬剤師を探すなら、交渉力のあるエムスリーキャリアがオススメです。マイナビやリクナビ…色々試しましたが、エムスリーキャリアほどこちらの立場に立って、根気強く粘り強く向き合ってくれた企業はありませんでした。
ネットでみても、その交渉力は、多くの人から認められています。
パート薬剤師を考えているのであれば、入社前に不安材料は減らすべきなので、交渉力の強い転職会社を選びましょう。
4. 在宅ワークは、どこで仕事を探したらいいの?
薬剤師の在宅ワークでオススメなのは、クラウドソーシングです。企業や一般の方が、専門的な知識を持っている人に仕事を依頼したい場合などに使われている今流行りのシステムですが、薬剤師さんの登録が少ないため、簡単な仕事でも見つけやすいかと思います。
初心者におすすめは、クラウドワークスです。
求められるライティング内容としては、薬剤師の仕事内容や、大変だったこと、やりがいなどから、サプリメントやアレルギーなどの製品紹介まで様々です。
クラウドワークスは、ココナラやランサーズよりも比較的書きやすい案件が多いので、まずはクラウドワークスを始めてみるのが在宅ワークの第一歩かなと思います。