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グルテンフリーの食生活を行うと、2週間くらいから、疲れにくくなった・朝のだるさがなくなった・便秘が改善されたなど、体調の変化が出てくるため人気となっています。
特に、グルテンフリーの食生活を続けることで、腸内環境が改善され、肌の調子や体調が良くなることが人気の秘密です。腸は第2の脳と言われるほど、健康に深く関わっていますので、いつもの食生活を少し工夫するだけで体調が良くなるなら、ありがたいですよね。
しかし、一方で、二型糖尿病が、悪化しやすくなるのでは?心臓病になりやすくなる…などデメリットも言われていたりします。
間違った認識で、グルテンフリーの食生活を続けてしまうと、デメリットにつながることもありますが、気をつけるポイントを守れば、デメリットを回避することができますので、安心してください。
今回は、グルテンフリーの食生活のメリットや、体で実感できる効果・デメリットについて説明していきます。
目次
- **1. グルテンフリーとは?
- **2. グルテンフリーのメリットと効果
- **3. グルテンは、腸に大きな悪影響を及ぼす
- **4. グルテンフリーのデメリット
- **5. どんな商品がおすすめか
- **6. グルテンフリーはこんな人におすすめ
- **まとめ
**1. グルテンフリーとは?
主に、小麦や、大麦・ライ麦に含まれているタンパク質のことをグルテンといいます。
グルテンは、粘り気があるのが特徴で、水分を加えたり、こねることで、粘り気が増していきます。これらを利用して、パスタやうどん、パンなどが作られています。
最近の小麦は、昔と比べて、度重なる品種改良のため、おいしさを増すために、グルテン量が異常に増えています。
最近では、家庭でのパン作りや、パン屋さんでも◯◯の小麦使用と書かれていたり、小麦粉の種類によってパンのモチモチ感が変わったりするのは、ご存知かもしれません。
昔のパンは、もっとパサパサしていて、味気のないものでしたよね。今のパンが改善されているのは、小麦のグルテンが増えていることも理由の1つです。
しかし、一方で、グルテンは、腸の粘膜を荒らしてしまったり、脳への影響も発表されています。
グルテンフリーとは、これらのグルテンが含まれていない食品のことを示します。
**2. グルテンフリーのメリットと効果
グルテンフリーのメリットと効果は、グルテンフリー食生活を始めると2週間くらいで感じる人が多いと言われています。
日本では、ダイエットという形で導入されたため、あまり定着されにくかったのですが、欧米では、体調の変化を感じるため、体のために続ける人が多いです。
そもそも、体感で感じないとこんなに続ける人は、いないですよね。そんな多くの人を魅了するグルテンフリーには、どんな効果があるのでしょうか。
腸内環境の改善
肌質の改善
疲労感が軽減する
睡眠の質の改善
食欲がコントロールされ、暴食が減る
頭痛の改善
他にも、グルテン過敏症の方の中では、ADHDやうつ病、認知症などの脳の病気が改善されたという報告も出ています。
グルテン過敏症は、血液検査で調べないとわからないことも多いのですが、グルテンフリーの食生活を2週間など短期間続けることで、ジョコビッチ選手のように、著しく体調改善する方も多いようです。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53763
**3. グルテンは、腸に大きな悪影響を及ぼす
グルテンが1番困った作用をしてしまうのが、腸への影響です。
腸漏れ
グルテンは、腸の粘膜を荒らしてしまい、腸に小さな傷をつけてしまいます。この傷から、腸内細菌が漏れ出してしまい、腸内フローラが悪化してしまい、腸漏れと言われる原因にもなってしまいます。
腸の透過性が高まる
腸は、栄養を吸収する役割を担っています。先ほど説明したように、腸の粘膜が、傷ついてしまうことで、本来吸収すべきでないものも糞として排泄されずに、体に入ってきてしまいます。
これをリッキーガット症候群といい、肌や自律神経などにも影響してしまうと言われています。
**4. グルテンフリーのデメリット
グルテンフリーは、いいことばかりではありません。欧米では、当たり前となっているグルテンフリーですが、心臓病のリスクが増えたり、糖尿病になりやすくなるという弊害も発表されています。
これは、炭水化物の量が増えて、食物繊維が減るためとされています。
ではなぜ、食物繊維が減るのでしょうか。
ポイントは、この研究発表が欧米ということにもあります。
欧米では、元々白いパンよりも全粒粉のパンなど、茶色い食物繊維の多いパンをよく食べる傾向にあります。逆に玄米などはあまり浸透していなく、白米を食べる習慣が多いです。
そのため、全粒粉パンではなく、白米や米粉ばかりをとることで、食物繊維が減り、血管の病気が増えるというものです。
日本ではどうでしょうか。
全粒粉パンよりも、パン屋さんに行けば、ほぼ、白いパンばかりです。しかし、米文化が発展しているため、玄米や玄米粉など食物繊維をお米由来で簡単にとることができます。
日本と欧米では、逆のことが起こっているのです。この研究発表では、グルテンフリーに警鐘を鳴らしている一方で、玄米など食物繊維をとるように促されています。食物繊維をうまく取り入れることで、グルテンフリーのデメリットも改善されるのです。
**5. どんな商品がおすすめか
グルテンフリーを取り入れる時に、1番困るのは、朝ごはんかと思います。食パンで済ませてたのに、めんどくさいなって思われがちですよね。
でも、朝から疲労の原因になるかもしれないグルテンをとるのも悩みどころです。
そんな方には、フルーツや、玄米グラノーラをおすすめします。
イチオシ!むらせのライスグラノーラ
こちらはお米やさんがつくったグルテンフリーシリアルで、100%玄米でできています。かなりおいしいので、おすすめです。
味もメープル、和風だし、きな粉とあります。和風だしはそのまま食べても美味しいし、お湯を入れるとお茶漬け?お焦げ?といった感じでも楽しめます🥄
メープル味はほんのり甘くて、お米とオーツ麦なので食べ応えもあります。
一食40グラム当たり100億個の乳酸菌が入っていて、甘さにはガラクトオリゴ糖も使用。
ガラクトオリゴ糖とは母乳にも入っている体に優しい成分で難消化性のため消化管で分解されず大腸まで一気に行ってくれます。
先日ナチュラルローソンでも見かけました。
**6. グルテンフリーはこんな人におすすめ
小麦アレルギーやセリアック病の方は、必須ですが、他にもこんな人におすすめです。
便秘がち、下痢がちな人
腸内環境を整えるためにも、まず2週間グルテンフリーの食生活を試してみてほしいです。本当は、バナナ4本分くらい1日お通じがあると理想とされているので、お通じの不具合に悩んでいる方には、おすすめします。
朝起きてだるい人
朝倦怠感が、残ってしまう人にもおすすめ。
グルテンフリー生活を続けることで、体調改善できれば、朝の気だるさも減る可能性があります。
グルテン不耐症の人
グルテン不耐症の人は、アレルギー症状が過剰に出るわけではないので、わかりにくいともされています。
しかし、パンばかり食べる欧米人でさえ、20人に1人はグルテン不耐性とも言われています。本来、米を主食とする日本人は、さらに多そうに感じますよね。
グルテン不耐症の方は、2週間グルテンフリーの食生活を続けることで、体質改善がみられることがおおいです。まず2週間グルテンを抜いてみて、その後パンなどを再開しても、体調変化に気づくかもしれません。
疲れやすい、頭痛がする、眠りの質が良くないという方は、試してみる価値ありです。
代官山のグルテンフリーカフェまとめはこちらから
**まとめ
息子が重度小麦アレルギーのため、グルテンフリー生活を開始したところ、睡眠の質があがり、疲れもとれやすくなりました。
1番感じているのは、お通じの改善です。
しかし、糖尿病家系なので、血管疾患のリスクを減らしたく、色々調べて研究しています。
グルテンフリー生活は、アレルギーでなければゆるりと始めることもできるので、ぜひ興味を持ってもらえたらと思います。
1番最初に試してほしいグルテンフリーは、パンケーキです!米粉とは思えないフワフワ感が取り入れやすいはずです。
おすすめパンもご紹介しています。
グルテンフリーのお菓子についてはこちらを参考にしてみてください。