ちょっと腰が痛い、膝が急に痛くなってしまった… 平日におきると、仕事で病院に行けなかったり困りますよね。
湿布は市販のものも病院でもらうものも同じ成分ということがよくあります。ぜひ参考にしてみてください。
1. 湿布の正しい選び方
ここでは湿布の選び方と種類を解説します。
意外とここの選択で、間違う人が多いので注意してください!!
貼付剤には、冷湿布、プラスター剤、温湿布などの種類があります。
冷湿布は、プニプニしたゼリーのようなものがついていて、貼るとスーッと気持ちの良い一般の人が想像するよくある湿布です。
冷湿布は、プニプニした部分に痛み止めと水分がはいっており、水分が蒸発することで患部を冷やしてくれる仕組みです。
患部を冷やすので、捻挫や骨折、患部が熱を持っているときなどの急性の痛みに使用します。
プラスター剤は、主にテープ剤ともよばれ、痛み止めの成分をフィルムに薄く伸ばしたものです。
患部を冷やさないので、主に慢性の肩こりや腰の痛みに使用されます。
温湿布は、一見冷湿布と同じなのですが、トウガラシ成分などが使われており、患部を温めてくれます。
プラスター剤のように、患部を冷やさない慢性の痛みに使用します。
患部を冷やしてしまうと、血行が悪くなり悪化する場合もあるので、慢性症状には冷やさないものをお勧めします。
ここでは主に冷湿布について、ランキング形式で書きます。
2. おすすめ湿布ランキング
【5位】ロイヒつぼ膏クール
冷湿布は効果がありますが、剥がれやすいというデメリットもあります。
テープ剤でも、熱を取るまではいきませんが冷感タイプのものもあります。
1つ1つが直径2.8センチの丸型なので、貼りたいところに貼れること、肩なら服から隠れる部分に集中して貼れるなどもメリットです。
【第3類医薬品】■ポスト投函■[ニチバン]ロイヒつぼ膏クール 156枚
1つひとつは小さいですが、156枚で千円以下という安さも魅力です。
【4位】ロキソニンSパップ
優れた消炎鎮痛効果を持つロキソニンが配合された湿布です。1日1回で効果が持続するので張り替えの必要がないのも特徴です。
痛みの芯まで直接浸透するので、効果を実感しやすいのもポイントですが、店頭で説明を受けて買うためネットで購入できないこと、お値段が高いことがデメリットです。
【3位】ケトプロフェンパップ
医療現場でよく使われるモーラスというシリーズと同成分の湿布です。濃度はモーラス30というシリーズと同じです。
痛み止めのケトプロフェンと、患部を冷やすメントールのダブルの働きで効果を発揮します。
ネットでも購入できるところと、医療現場でも高い効果が認められていることより、強い痛みがあり早く治したいときにはおススメです。
【指定第2類医薬品】オムニードケトプロフェンパップ 18枚 ※セルフメディケーション税制対象商品 腰痛・筋肉痛緩和 4987373064562
一方で、貼ってある部分を紫外線に当ててしまうとかぶれてしまう人もいます。剥がした後も患部に薬が残るので、数週間は紫外線に当てないようにしましょう。腰や肩なら洋服で隠れるので大丈夫です。
【2位】サロンパスA
2017年5月、サロンパスは外用消炎鎮痛剤部門で世界ナンバーワンに輝きました。
痛み止めの成分は、サリチル酸メチルと弱めですが、血行を促進するビタミンEや爽快感を促すメントールが入っているのが嬉しいところです。
また、紙おむつにも使われる高分子吸収体というものが基材に使われており、汗の吸収や皮膚へのかぶれを防いでくれます。
長期間貼る人や、かぶれやすい人にもおススメです。
240枚の大容量も嬉しいですね!
【第3類医薬品】穴あきサロンパスAe 80枚【定形外郵便発送】 yg25
むれにくくなった穴あきタイプは、汗をかく時期にも使いやすいです。
医療用と同じ成分のフェルビナクを含むシップで、消炎鎮痛効果を期待できます。
医療用と同じ痛み止め成分は、痛みの原因物質であるプロスタグランジンという成分が作られるのを抑制することができるので、従来のサリチル酸メチルよりもより効果が出やすいです。
痛みが強く早く治したいときにはおすすめです。こちらの製剤は角が丸くなっているため、はがれにくいのも特徴です。
両端を引っ張り、よく伸ばしてから貼るとより剥がれにくいです。
【第2類医薬品】フェイタスシップ 12枚入肩こり・腰痛・筋肉痛/冷感シップ 冷湿布/フェルビナク配合[ゆうパケット対応商品]
3. まとめ
医療用成分と同じものが入っているの商品もありますし、ビタミンEや形、基剤の工夫など、医療用とは違うメリットも市販薬にはあります。
湿布薬は、特に市販で多くの種類が売られているので、ご自分に合ったものを選んで購入するのをお勧めします。