東京で新規感染者がついに600人を超えてしまいました。都内に住んでいる身としては、ちょっと油断のできない状況です。
今回はちょっと薬剤師らしく、免疫を上げることが期待できる十全大補湯について書いていきたいと思います。
目次
1. コロナってどうやって見極めるの?
味覚障害がでたらあやしい
咳が出るとあやしい
急な高熱があやしい、、などなどたくさんの話がコロナについては出ています。
医療現場で働く立場からすると、医者ではないのでコロナの見極めについて断言はできないのですが、血液検査はキーポイントとなります。
血液検査をして、白血球の数が増えていると、細菌性の風邪が疑われます。つまり、抗生物質が効果を発揮できます。
逆に、白血球数が減っていると、ウィルス感染の可能性も考えられます。
また、CRPという炎症数値が高くなっていると、さらに疑わしくなります。
症状だけでは、コロナとは判別しにくいので、必要時血液検査などをして、疑わしい場合はPCR検査に進んでいきます。
2. 十全大補湯とコロナ
十全大補湯は、もともと抗がん剤などをしていて、免疫が下がってしまう方などに処方されている漢方薬です。
免疫を活性化して、体を強くなるように促してくれます。
コロナウィルスの予防には、日本感染症学会の小田先生より発表されていますが、十全大補湯や補中益気湯が期待されています。
さまざまな病院からも、ホームページに紹介されているので、よければ参考にされてみてください。
まだ未開発な領域なので効果について断言できませんが、たしかに医療現場で働いていると、コロナの疑いのある方や、軽症で陽性の方にも、実際に処方されています。
新型コロナウイルス感染症予防に対する漢方薬について | 武蔵高萩駅前のさいたま泌尿器科・ひふ科クリニック|泌尿器科・皮膚科・アレルギー科
3. 十全大補湯飲み始めました
冬になって疲れが全然取れなくなり、なんとなくだるい日々が続いていました。これでは、免疫が下がってしまうのでは。。と心配になり、一応十全大補湯を飲み始めることにしました。
個人的な意見ですが、体が温まり、眠りやすくなったように感じます。年末は忙しく、コロナに負けてられないので、気休めかもしれませんが、少し続けて乗り切りたいと思います。